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【レビュー】地球防衛軍6【評価感想】高い戦略性と爽快感!DLCを遊んでの感想も

EDF6 背景画像 レビュー
レビュー

こんにちは!らいてうです。

今回は、「地球防衛軍6(EDF6)」のレビュー記事になります。

筆者のプレイ時間は500時間程度で、トロコン済みです。

また、本レビューではDLCとなる追加ミッションパック第一弾、第二弾(通称DLC1,DLC2)についても触れていきます。

ざっくりまとめ
  • シリーズの特徴である「戦略性」「爽快感」は健在。難易度も5段階あるので初心者でも安心。
  • オンラインプレイが非常に面白く、民度も高い。協力プレイが好きな人には特におすすめ。
  • DLC1,2ではある兵科(キャラのようなもの)が突出して強化され、兵科バランスが壊れる
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製品情報

タイトル地球防衛軍6
発売日2022年8月25日
対応機種PlayStation5 / PlayStation4
ジャンル3Dアクションシューティング
プレイ人数オフライン 1~2人
オンライン 1~4人
CEROD(17歳以上対象)

公式サイトはこちら

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良かったところ

ボリュームが多い

EDF6 本編のミッション画面

本作はミッションをクリアしていく形でゲームが進行していきますが、総ミッション数は140以上となっており、前作(110ミッション)と比べても非常に多いです。

30〜40時間程度で全ミッションをクリアできますが、本作品は一周で終わらせるようなゲームではありません。

兵科(キャラのようなもの)が4種類、難易度は5種類(EASY、NORMAL、HARD、HARDEST、INFERNO)あるので、色々な組み合わせで何周も遊ぶことができます。

ちなみに、全ミッションを全難易度・全兵科でクリアするトロフィーがありますが、HARDをクリアするとEASYとNORMALもクリアしたことになるので、トロコンを目指すならHARD、HARDEST、INFERNOだけクリアすれば良いです。

よって、4兵科×3難易度=12周すればトロコンできます。

しかし、コントローラーを2個用意してオフライン2人プレイすると2兵科分クリアしたことになるので、それを利用すれば6周で済みます。

私は11周してトロコンしましたが、400時間弱ぐらいかかりました。

爽快感と緻密な戦略性の両立

EDF6 エアレイダーの空爆

低難易度では無双ゲーのような感じで爽快感を楽しめます。

ただし難易度を上げていくと敵が強くなるだけでなく配置まで変わってくるので、何も考えずに突っ込むだけではクリアできなくなってきます。

気づかれていない敵を少しずつ釣り出して撃破していったり、強敵から先に速攻したりと、さまざまな戦略でミッションを攻略していくのはとても面白いです。

さらに、同じミッションでも兵科によって攻略方法が変わってきます。

もちろん、高難度でも敵軍を蹴散らす爽快感は健在です。

オンラインマルチプレイが面白い!

EDF6 オンラインミッションモード選択画面

オンラインでプレイすることで、最大4人でミッションを攻略できます。

人数が増えることによって楽になると思いがちですが、人数によって敵の体力と攻撃力が増えるため、ソロプレイより難しくなることもしばしば。

しかしだからこそ、オンラインで仲間と共闘するのは非常に歯ごたえがあって面白く、うまく協力してミッションをクリアできたときの達成感はひとしおです。

また、オンラインプレイではチャットによる意思疎通もできます。

自由入力もできますが、定型文が豊富なので、定型文チャットで十分に会話できます。

これは私の体感ですが、本作のオンラインプレイの民度はかなり高い方だと思います。
特に、高難易度に現れるベテランプレイヤーは面白い人が多いです。
敵を華麗に捌きながらチャットで場を賑やかにしてくれる…そんな方と何度もご一緒しました。

私は11周したと前述しましたが、そのほとんどがオンラインプレイによるものです。

本作のオンラインプレイは非常におすすめです。
ネットに繋げる方は是非オンラインでプレイしてみましょう。
しかし、味方の足を引っ張らないよう最低限オフラインソロプレイで一周しておいた方がいいとは思います。

ちなみに本作のオンラインプレイは、ホストが部屋を建ててゲストを待つ方式です。

ホストはゲストをキックすることもできます。
あまり見かけないですが、迷惑なプレイヤーがいる場合は、他のメンバーのためにキックすることも大切です。

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惜しかったところ

兵科の強さのバランスが悪い

EDF6 戦闘中のレンジャー

兵科はレンジャー、ウイングダイバー、エアレイダー、フェンサーの4種類ありますが、強さのバランスがあまりよくありません。

各兵科の特徴は以下です。

  • レンジャー…扱いやすいが、火力はそこそこで機動力も低い。対空や精密狙撃が得意。初心者および超上級者向け
  • ウイングダイバー…紙耐久だが、空が飛べるため機動力があり、火力は全兵科トップ。ただし飛行にも攻撃にもエネルギーが必要なためエネルギー管理が必要。初心者、中級者向け。
  • エアレイダー…空爆等がメインで攻撃範囲が広く、大群の殲滅力は圧倒的。ただし小回りが利きづらい。戦略兵器のようなポジションで、ミッション内容が分かっていないと活躍しにくい。中級者、上級者向け。
  • フェンサー…操作には慣れが必要だが、機動力、耐久力が非常に高い。火力もそこそこあるが、対空や狙撃は苦手。中級者、上級者向け。

レンジャー1弱と言われていた前作ですが、そんな前作からウイングダイバー、エアレイダー、フェンサーは弱体化を受けました。
レンジャーはそこまで変わらない印象です。

しかし他の兵科の弱体化でも差は埋まりきらず、相変わらずレンジャーは弱めです。

また、ウイングダイバーとエアレイダーは結構大きく弱体化されましたが、フェンサーはそこまでではないため、今作はフェンサーが優遇されているように思います。

ただ、本作はミッション内容によって楽な兵科とそうでない兵科ががらりと変わってくるので、どのミッションでもフェンサーを使っておけば良いというわけではないです。

ただレンジャーはちょっと辛い場面が多いかな…

アイテム回収が面倒

敵を倒すとアイテムをドロップします。

アイテムは4種類で、体力回復小、体力回復大、体力を恒久的に上げるもの(通称赤箱。一個あたりの増加量は微々たるもの)、ランダムで武器が手に入るもの(通称緑箱)があります。

アイテムは自動回収されないので、ミッション中に自分で拾いに行く(接触することで回収)必要があります。

戦闘マップは結構広い上、敵を倒したところにアイテムが落ちるので、放っておくとマップ全体にアイテムがまばらに落ちている状況になります。

これをミッションが終わる前に回収しなければならないのですが、ここが非常に面倒です。
特に、機動力のないレンジャーやエアレイダーではもはや苦行です笑

敵を倒したら適時アイテムを拾っていけば多少はマシになりますが、戦闘中はそれどころではないことが多く、基本的には毎度毎度ミッションが終わる前に「回収タイム」を挟むことになります。

シリーズファンはいい加減自動回収にしてくれと願っているところですが、開発チームとしてはバランス調整に関わるから難しいとのことです。

そうは言っても、ただ回収するだけの意味のない時間は苦痛なので、なんとかしてほしいところです。

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DLC1について

本作は前作である「地球防衛軍5」とストーリーが繋がっていますが、DLC1は前作の前日譚となる内容です。

新たな敵が登場し、ミッション数は19です。

追加された敵はいずれも強力ですが、プレイヤー側にも新たな武器が多数の追加されています。

フェンサーが壊れ始める

EDF6 兵科選択画面のフェンサー

フェンサーに追加された武器が非常に強力で、他の兵科とは一線を画す強さになっています。

1つ目は盾の「パーフェクト・リフレクター」です。
こちらを構えている間は前方広範囲の攻撃をノーダメージで反射します。

もう1つは「フラッシング・スピアMW6」で、射程は短いですが広範囲、高威力で非常に使いやすいです。

この2つを組み合わせるのが鉄板の装備で、耐久力、火力ともに非常に強力です。

他の兵科にも新武器は追加されていますが、本編武器の順当な強化版のようなものが多く、フェンサーほど劇的に強化された兵科はない印象です。

ここからフェンサー一強状態が始まります。

新しい敵が強く、フェンサー以外では非常に苦しい

EDF6 青蜘蛛と戦うフェンサー

新しい敵はいずれも火力が非常に高く、耐久力もそこそこ高いです。

近づくとなすすべもなくやられてしまうので、接近戦が得意なウイングダイバーは本領発揮しづらい状況です。

エアレイダーやレンジャーも敵を押し返せないので、こちらも厳しい戦いを強いられます。

しかしフェンサーだけは別です。
前述のパーフェクト・リフレクターのおかげで接近戦も余裕、大群が押し寄せようが一人で普通に対処できます。

DLC1の後半のミッションに関しては、フェンサーなしだとクリアするのが非常に難しくなります。

DLC1では敵とフェンサーを強化しすぎて他の兵科がついていけていないように感じました。

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DLC2について

DLC2では仮想空間であるシミュレーター内での戦闘になります。

さらに新たな武器や敵が追加され、ミッション総数は40です。

難易度も非常に高くなっており、歯ごたえのあるミッション攻略を楽しめます。

ボリュームが多く、登場する敵の種類も多い

EDF6 DLC2のミッション選択画面

DLC1のミッション数が19だったのに対して、DLC2のミッション数は40倍以上のボリュームとなっています。

またDLC1では新敵がメインだったので、相性のいいフェンサー以外は活躍しづらかったのですが、DLC2では多様な敵が登場するので他の兵科でも多少は活躍しやすいです。

他兵科はフェンサーに追いつけなかった

EDF6 DLC2 両手にパーフェクト・リフレクターのフェンサー

DLC2でも多種の新装備が追加されましたが、DLC1で登場したフェンサーの「パーフェクト・リフレクター」ほどのものはありませんでした。

後半のミッションは強力な敵が多数押し寄せてくるので、フェンサーが前衛で囮をしないと簡単に飲み込まれてしまう場面が多いです。

一応ステージ外周をぐるぐる周りながら引き撃ちをすることで対応できなくもないですが、非常に時間がかかり、またワンミスでやられてしまう危険と常に隣合せでもあります。

フェンサーを弱くしろとは思いませんが、他の兵科ももっと強くして欲しかったですね。

まとめ

強力な武器で大群をなぎ倒す爽快感を味わいながら、緻密な戦略でミッションを攻略していくのが本シリーズの醍醐味です。

銃やロケットランチャーを撃ちまくって敵を倒すのが好きな方には合うでしょう。

また、オンライン協力プレイが非常に面白いので、Co-opゲーが好きな方には特におすすめです。

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