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【レビュー】クライシスコア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン【評価感想】FF7に繋がる物語。その切ない結末はファン必見!

クライシスコア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン トップ画像 レビュー
レビュー

「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION(クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン)」のレビュー記事になります。

今回プレイしたのはPS5版です。
筆者は本編クリア済み。クリア時のプレイ時間は17時間程度でした。トロフィー取得数は35/51。
後述する膨大なミッションを4割程度こなした上での本編クリアなので、ミッションをスルーすればクリア時間はもっと短くなると思います。

今作はFF7のスピンオフ作品という位置付けですが、筆者はFF7のオリジナル版は未プレイ、リメイク版はクリア済みです。
FF7の主要キャラが多数登場し、特にFF7主人公のクラウドは非常に重要な役回りとなるので、オリジナル版かリメイク版のどちらかはプレイしておくのがお勧めです。

ざっくりまとめ
  • ストーリーはFF7の前日譚を描いたもの。先が気になるシナリオで、登場キャラも魅力的。FF7ファンなら買い
  • 戦闘システムはFF7リメイクに近い。サクサク動くため爽快感はあるが、遊びの幅はあまり感じられなかった
  • 本編のみのボリュームはおそらく10~15時間前後。ミッションを全てこなして裏ボスを倒したりすると25~45時間程度になると思われる。
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製品情報

タイトルCRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION
発売日2022年12月13日(火)
対応機種PlayStation5, PlayStation4, Nintendo Switch, Xbox Series X|S, Xbox One, Steam
ジャンルアクションRPG
プレイ人数1人
CEROC(15歳以上対象)

公式サイトはこちら

オリジナル版はPSPの「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-」で、本作はHDリマスター版になります。

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本作の特徴

FF7のスピンオフ作品の一つで、本作はFF7の前日譚となっています。主人公はソルジャークラス2ndのザックス。

ソルジャークラス1stを目指して任務に励むザックスですが、ある日「ソルジャー大量失踪事件」が起こり、その調査を命じられます。
調査の途中で様々な人と出会いながら、事件の核心に迫っていく…といった内容です。

一般兵クラウド
本作のクラウドは一般兵として登場

ジャンルはアクションRPG。戦闘システムはFF7リメイクをアクション部分のみにしたような感じで、サクサクとスタイリッシュに動けます。

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良かったところ

ストーリー

シナリオは少々重めですが、主人公のザックスが明るい性格のため、ほどよく緩和されているように感じました。

また、ネタバレになるため詳細は書きませんが、悲しい末路となるキャラクターが多かったように思います。この辺りは好みが分かれるところかと思いますが、筆者は割と好きだったので高評価。

FF7のキャラクターも多数登場し、彼らも運命に翻弄されることになります。
本作をプレイすることで、FF7のキャラクター達に対する愛着がより湧いてくると思います。

操作性

フィールドでの移動速度が速いため、移動にストレスを感じることはあまりなかったです。
フィールドは結構狭めですが、筆者は探索があまり好きではないので、この点は良かったです。

戦闘の操作感もサクサクしていてテンポがよく、動かしていて気持ちよかったです。

水着ザックス
水着にパラソルで戦う場面も

グラフィックの良さ、ロードの短さ(PS5版)

近年のAAAタイトルにはかないませんが、本作のグラフィックも十分に綺麗だと思います。ザックスがとてもカッコいい。

ティファ
ティファも美しい

ロードも短く、ストレスを感じなかったです。ただ、筆者はPS5でプレイしたので、ほかのハードのことはわかりませんが…

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惜しかったところ

戦闘システム

動きはサクサクしていて気持ちいいのですが、やれることがあまり多くないのかな?と感じました。

通常攻撃、ガード、回避(無敵時間あり)、魔法や各種コマンドなどセットしたマテリアを使う、といった程度です。
途中から「構え」という要素が解禁され、「構え」中はガード判定となり、「構え」からコマンド(ジャンプ、回転切りなど)を出すと威力上昇。
これのガード判定はパリィに近いものがなくはないですが、ジャストガードのようなパリィ要素はなし。

基本的に敵はアーマー付きで殴ってくるため、ガードor回避からちまちま攻撃するのを繰り返す感じ。
あまり深みのようなものは感じられず、遊びの幅が狭いかなと思いました。

多すぎるミッション

セーブポイントからミッション(サブクエストのようなもの)を受けられますが、ミッションの数が非常に多い。総数は300。一つ一つは結構すぐ終わりますが、数が多すぎて水増し感が否めません。

まあやってもやらなくてもいいのですが、装備できるアクセサリの数が増えるものなど、結構貴重なものも手に入ります。

また、ミッション内容は基本的に、
①小さいマップを進みボスのところまで向かう
②ボスを倒す
というものがほとんど。シナリオに絡むようなものも少ないため、作業感が非常に強いです。

数を減らして、一つ一つをもっと重厚なものにしてくれれば、より楽しめたのではないかと思います。

ミッション画面
すぐに終わるものがほとんどですが、こんな重めのミッションも。

周回システム

チャプターセレクトがないため、各チャプター限定のトロフィーを取り逃すともう1周しなければなりません。

また、2周目は1周目のデータを引き継いでのNew Gameとなりますが、ミッション達成状況は引き継げないので、ミッションをコンプリートする際には1周ですべてクリアしなければなりません。

上記の仕様上、本編クリアデータをラスボス直前のデータに上書きすると、問答無用で1からミッションをやることになるので、注意が必要です。

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まとめ

FF7の前日譚であり、ストーリーも引き込まれる内容のため、FF7プレイ済みの方には非常にお勧めできると思います。

逆に言うと、FF7をやったことがない方はあまり入り込めないかもしれません。オリジナル版でもリメイク版でもよいと思いますが、FF7を先に遊んだ方が良いでしょう。

また、本作のジャンルはアクションRPGですが、純粋なアクションとしては少々物足りないように感じました。
しかし戦闘のテンポはよく、爽快感はあるため、ストーリー重視で戦闘はサクサク楽しめるくらいでいい!という方にはちょうどいいと思います。

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